Webディレクターの職種について、きつい・つらいなど、実際に行なっているとそう言ったタイミングが幾度となく発生します。
そのことについて伝えたいと思います。
Webディレクターはきつい・つらいが多い職種
Webディレクターの業務は一筋縄でいかないことが多いです。
また褒められ・評価されるということも少ないです。
評価がしずらい
プロジェクトにおいて、ディレクターは制作の全てに関わる業務のハブ的な要素を担う。
よって、その評価については明確にされないケースが多い。事業会社内のサービスであれば、実装後以降のKPIが達成できたかの計測になるが、実装して顧客に納品までがミッションの場合は納期が対象となることが多いです。
ただ、ディレクターは納品を守るだけでなく、サービスのデザインの品質やシステム要素の緻密性や正確性も求められます。
領域が多岐にわたるだけあって評価が散らばりやすいです。
納期守れるのが当たり前
納期を守れて当たり前で、いかにその納期に合わせて実装・リリースさせるか全力を尽くすというのが求められる前提です。
予算やリソースを駆使し、納期を守る。
ポイントとして納期とのプレッシャーで気持ちが常に落ち着かない状態に陥ることがあります。
成果物の品質の保持
制作するサービスの質を守ることも重要です。要望通りの仕様が満たされているのか・一時的なものか長期的な実装を想定したものなのかなど、一度のプロジェクトでもその方向性によって品質の度合いも異なってきます。
受託系の制作会社だと1ピクセル単位でのデザインチェックが前提となっています。
顧客・上司の要求を満たす
制作する際に必ず決裁をする責任者がメンバーとして存在します。
突然当初の仕様と要求が変わったり、スケジュールが変わったり・要求事項がまとまらなかったりとなかなか予定通りにならないのが常です。
顧客または上司との折衝においてのストレスに悩まされることも少なくないかと思います。
昼夜問わずのフレキシブルな対応
ディレクターはデザイナーやエンジニアのように成果物を仕様通りに作成し終えたら完了ですが、ディレクターは違います。
ディレクターはデザイナーが終えた成果物を次のフローに回す必要があります。
その中で成果物に対しての評価した上で、次フローに回す。
いわばプロジェクトのハブ的要素を持っているのでそうせざる終えない。
よって、勤務時間内の定時に終わることが保証しずらい職種です。
Webディレクターのきつさ、つらさを取り除く方法
きつさや辛さは慣れていき、不足しているスキルは補っていくしかないのが答えなのですが、
Webディレクターは「そんなことは理解しているけど、すぐに出来ない」と言いたいのが本音だと思います。
つらいことがわかってて後回しにしてしまうケースがあります。「納期が遅れるかも」「やばい成果物が出てきそう」など。
頭の片隅にはずっといるのですが、他のことで手が空かなかったり行動に移せないことが多いです。後にズルズル回しても結局状況を悪化させるだけなので、「すぐにできない」と思っていても即時の行動をすることが吉です。
結局、業務上のつらさというのはインプット(悩み・懸念)が溜まって気持ちが悪い状態が発生しています。
ですので積極的なアウトプットをすることによりつらさを軽減することができます。
具体的にはプロジェクトに対して状況報告をして次のアクションプランを提示することです。
過ぎてしまったことは仕方ないので、自身で溜め込むのでなくアウトプットしていきましょう。
心理的にも気持ちが軽くなると思います。