Webディレクターっていらないんじゃないかと考えるデザイナー・エンジニアの方は多くいると思います。そういった方はおそらく優秀な方ですしその考えは大事かと思っています。
Webディレクターはいらない3つの理由
1.自分で何も作れない
自分で何も作れないディレクターというのはよくいるかと思います。何も作れないことが悪いのではなくて、お願いするデザイナーやエンジニアに対して「簡単に作れるだろう」みたいなものが見透かされていて、最終的に「お前何にも作れないじゃん」みたいなところに繋がるかと思います。
私も敬意を払ってお願いすべきだと思いますね。あとは少なくともデザインやプログラミングなり少しでも手を動かして理解することは大事かと思います。その職種に対して興味を持つことも大事です。
2.言われたことを伝えに来ただけの人
いわゆる伝書鳩的な人ですね。私ディレクターですが、本当に「すみません」て感じの話ですね。
私もたまにやってしまいます。だいたい伝書鳩状態の時って調べるソースがなかったり、とりあえず急ぎだからお願いしたというストーリーがあると思うんです。だけど受ける側としては、経緯も理由も知らずに「手だけ動かせ」みたいな状態が気持ち悪いんだと思います。「仕様漏れてたんじゃないの?」みたいな。私もデザイナーだった時は良くあったので気持ちは分かります。
3.そもそもWebディレクターが存在しないのが健全
存在しないのが健全なのではないか?と真面目に思ったりします。主担当であるプログラミングやデザインに注力してもらい、その他のUIやUX、売上などのKPI・KGIをそれぞれ理解していれば、良いと思うので極めて不要かと思います。
「いらない」と思う職能のある方は、その点も理解している方が多いからだと思います。私もエンジニアと話す機会がありますが、「え、この施策売上見込みいくらですか?」とか言われて「うっ」となったりします。
Webディレクターは手を動かせるようになりデザイナー・エンジニアは数字に強くなる
ディレクターは、まずコーディングやデザイン・プログラミングは触れるようになっているといいと思います。私の場合、忙しくて外注できない場合は自身でPhotoshopを開きデザイン制作・コーディングをやることはざらにあります。できるに越したことはないと思います。
デザイナーやエンジニアなどのディレクターを取り巻く職種の方については、自身の領域外の数字的な理解があると良いかもしれません。ディレクターに「この案件のKPIは何ですか?」と聞いたら論破みたいなこともあると思います。
共通言語に目標値がついてくるとみんな幸せになると思いますね。