スパルタンレースに行ってきました。
スパルタンレース とは、世界規模で人気のある障害物レースです。
今回、2017年日本に初上陸し2018年で二度目の開催になります。
第一回は、雨の中で開催ということもあったので雨が降るのは心配です。
場所は千葉の袖ヶ浦駅からバスで30分の「東京ドイツ村」です。
現地へ着くと既に多くの人がエントリーで並んでおりました。
エントリーは、すんなり済ませるくらいに思っていましたが、30分ほど待ちました。
気持ち早めに着いていた方が安心ですね。
コースについて
エントリーを済ますと、会場内に入れるわけですが、
今回のコースと障害物に何があるか地図が掲げられていました。
障害物は以下の通りです。
- hardles
- 6' wall
- 7' over wall
- inverted wall
- sandbag carry
- OUT
- olympus
- barb wire crawl
- backet brigade
- vertical cargo
- spear throw
- hercules hoist
- multi rig
- rope climb
- plate drag
- rolling mud
- dunk wall
- slip wall
- monkey bar
- atlas carry
- a frame cargo
- fire jump
種目について簡単に分別すると、3つに別れるかと思います。
- 塀を飛び越える等のアクロバティック系
- 重い物を運ぶ、引っぱるなどの重量系
- 綱を登ったり、鉄棒を渡ったりする体操系
20種目以上という予定で事前の情報としてはありましたが、結果として22種目でした。
距離については5km以上という事前のアナウンスでしたが、地図を見る限り6-7kmになるかと思います。
私のスペック
簡単にいうと下記のような程度です。
- 週に10キロのランニング
- 週2、3回の筋トレ
- フルマラソン完走
「少し運動している」程度かと思います。
先述の重量系がものすごく不安ですね。。
スパルタンレースの各障害物について
出番の時間になると、スタート前に集まり事前の注意事項の説明があります。
基本的には、障害物をクリアできない、またはできないと判断した場合はバーピーを30回行います。
バーピーとは以下の運動です。これを30回です。
そして早速スタートですが、みなさん早い。。
おそらくキロ5分ペースくらいの速さで先頭の人々は走っていったかと思います。
走ると道はもちろん舗装されていない山道です。
前半は、「hardles」や「6' wall」「7' over wall」「inverted wall」「OUT」などの塀を越える「アクロバティック系」が多かったです。
「sandbag carry」や「hercules hoist」「plate drag」などの重量系はかなりキツかったです。
写真のsandbag carryは、重さ27キロほどあります。
写真は、「Olympus」で、壁の斜面についているブロックやチェーンを使って奥のベルを手で鳴らすというものです。
コツはブロックを使わずチェーンを引っぱる形で渡っていくようです。
今回特に体力とモチベーションがかなり削られた部分として、
「backet brigade」がかなり効きました。
バケツの中に砂利を一定量入れて、林の中を一周歩き、
またバケツの中の砂利を戻すという種目です。
とにかく砂利の重さと、バケツの底のくぼみが痛くて神経をすり減らされました。
手の疲労で「monkey bar」「multi rig」なども全くできませんでした。。
事前に用意しておくといいのは、指先まであるゴム手袋が最適かもしれません。
バーピーについては、200回くらい行いました。
ほとんど後半の種目については太刀打ちできずバーピーだけを淡々とこなしていったという感じです。
スパルタンレース完走後
なんとか、ゴールすることができました。
最後は、完走メダルとTシャツがもらえます。
一言で言うと「きつい」です。
距離については、6,7キロですが、山道なのでフラットな道とは異なり体力を奪われていきます。
その間に障害物があるので、さらにスタミナが減ります。
フルマラソンなどの耐久レースとは異なり、
障害物などを経て極度に心拍数が上がります。
全身は土埃と泥まみれになり、精神的な辛さもあることでしょう。
それでも「やってよかった」と言う満足感があります。
激辛ラーメンを食べて「辛い」と思うのですが、
「辛いけどうまい!!」と言う気持ちになるのと同じでしょうか。
スパルタンレースでの装備
レースに用意したものは、以下のものです。
- Tシャツ
- ポリエステルの長袖
- 短パン
- 靴下
- グローブ(第2関節くらいから指が出るもの)
- シューズ
- Gopro(撮影用に)
準備しておけばよかったもの
- ポリエステルのスパッツ
- グローブ(指まで)
- 短髪であること
スパッツについては、結果かなり塀を越える時などに膝を擦りむくなど痣を作ったと言うこともあり、欲しかったものですね。
グローブについては、「backet brigade」対策ですね。かなり痛むので。
最後の短髪というのは、結構集中力を使う場面もあるので視界が邪魔にならないよう髪をまとめるなどしてでも準備して来たかったですね。
最後に
スパルタンレースを参加することは自分を誇っていいと思います。
レースに出場し完走することはもちろん大事ですが、
それよりも「お金を払ってまでレースに参加する」という決心がかなりハードル高かったんだなとあとで思い知らされました。
レース中に思ったのは、「とんでもないレースに参加してしまったな」と。
ただし、普段の生活の中で得られない達成感を感じます。
「できるものはできる」「できないものはできない」と自身の考えの幅から超えたものをスパルタンレースは見せてくれます。
やりがいはかなりあるので、皆さんもぜひ試していただきたいと思います。